中古住宅

なぜ中古戸建にしたのか?-コスト編1-

住宅購入と聞くとなんとなく新築戸建をイメージしてました。

郊外に新築の庭付き戸建を購入し、車は2台、犬を庭に放ってゆったりと…。

しかし、色々本を飲み進めるとこの新築戸建というのがコスパを下げていることに気付きました。

この本おすすめです。

本記事が気になったら読んでみてください。

今回は、なぜ中古戸建がコスパが良いのかというのを掘り下げてみようと思います。

まずは結論

中古住宅の魅力

いきなり、結論

  • 広告費
  • 新品に対する価値観、ブランド意識
  • 「建物」の減価償却

これが新築のコスパを悪くしている要因です。

少し詳しく書いていきます。

広告費、販管費

新築は買ってすぐ売ると価値が20パーセント程度、下落した状態と言われてます。

そのからくりを説明します。

新築の場合の費用構成

  1. 住宅の建設費
  2. 土地の値段
  3. 諸費用
  4. 営業マンの販売手数料
  5. 広告費

新築はだいたいこんな感じの費用構成になっています。

晴パパ

え?営業マンの販売手数料と広告費も?

建売などがわかりやすい例で、広告の旗やチラシが配られてますね。

4.営業マンの販売手数料、人件費、5.広告費が、だいたい購入金額の20%程度と言われております。

(見積には当たり前ですが入ってないです。見えないように含めてます。)

本来であれば営業マンの給料や広告費は建築会社の利益から出して欲しいですが、消費者が支払うことが一般的です。

これが新築はコスパが悪いと考える主要因です。

「綺麗な家」を少し踏み込んで考えてみた

せっかく家を購入するなら、

綺麗な新築に住みたい。」

という願望はありました。

しかし、

ポイント

「綺麗」≠「新品」

ではないことに気づきました。

「綺麗さ」というのは、よくよく考えてみると見えている家具や家電、付帯設備のことでした。

それって新築である必要はなく、気になるところだけリフォームで交換しちゃえば良いよねという考えに至りました。

中古の方が購入価格に近い価格で売却可能

戸建の例でいくと、

ポイント

住宅取得費用=建物+土地の値段

で決まります。

建物というのは年々劣化していくので価値は下がっていきます。

しかし土地は多少の変動があるものの建物ほどではありません。

購入時の価格の比として、

新築 → 家6: 土地4

中古 → 家3: 土地7

となります。

当然ながら土地の値段の割合が高い方が価値の下がり幅は低いので購入価格に近い価格で売却出来る可能性はあります。

建物は年々劣化してきます。

年々劣化していく建物というものの価値を測る為に、減価償却という考え方があります。

以下に国が考える減価償却の簡単なイラストを載せます。

耐用年数ハンドブック

戸建住宅は木造にあたりますから22年で建物の資産価値はゼロとなります。

つまり、新築を買っても建物部分は22年住めばゼロです。

これが事実です。

ところで、なぜ売るときのことを考えているのか?

それはまた別の記事で書いていこうと思います。

中古住宅は全部お得?

この結論に至るのは早計です。

中古住宅は本当にピンからキリまであり、トータルで相場より数千万お得にゲット出来たという話もあれば、欠陥だらけで新築の方が安くなる可能性の方が高かったとなる場合もあります。

実際に私も購入後に見つかった欠陥と付き合っていくことになりました。

その後悔ポイント、出来たであろう対策も記事にしていこうと思います。

では、どうする?

中古住宅×リフォーム

で少し検討してみよう!

となりました。

つづく。

  • この記事を書いた人

晴パパ

30代前半。横浜市在住。高コスパなガジェット、仕組みが大好きです。 節約したくても子供がいると限界が…お得に長く使えるものを日々探求してます。 マレーシアへの駐在経験有。駐在はもう無さそうなので中古戸建を購入。高コスパな生き方を貫いていきたいです。 ブックマークお願いします!

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